パソコン(PC)の有効活用('03.9)

パソコン(PC)の中で最も消耗度が激しい部品は、HD(ハードデスク
装置)でしょう。PCの利用頻度にもよりますが、概ね4〜5年程度で
内蔵HDの換装が必要なようです。
(これを考えると日頃利用するデータのバックアップは極めて重要です!)

小生も7年程前、Windows95発売と同時に購入した「初代PC(Win95)」
は、5年後、即ち今から2年程前、突然ハードデイスク・クラッシュが
起こり、使用不能となってしまいました。すぐに内蔵HDを交換して
Win95を再インストールし、現在も「元気」に働いています。

「2代目PC」は4年近く経過しましたが、内蔵HD(約13GB)は、今の
ところ全く問題なく元気に動いております。
(Win 98 SE → Win 2000 SP4 バージョンアップ)

ところで、以前に「Windows Media Player 9」の情報を得て、
WMP7からバージョンアップしました。
バージョンアップしてから「音質」が、かなり良くなり、音楽CDを
HDへ録音しては様々な音楽を聴いております。
度重なる音楽CDの録音で、さすがにHDの容量が少なくなり、
「外付けHD」がどうしても欲しくなりました。

幸い、あるルートより激安のHD(バファロー製80GB)を手に入れることが
出来ました。
こうなると「USB2対応」のHDなので「USB2インターフェースボード」
も欲しくなり、早速購入し(約2500円)、PCIバスへ挿入し、超高速での
転送速度を実現しました。
(転送速度480Mbps) 今現在、極めて快適に利用しています。

外付けHDは「80GB」の容量があり、これを1つのパーテイション
(論理デバイス)として利用することは勿論出来ます。

小生の場合、これを「20GB×4パーテイション」に分割しました。
即ち、20GBの論理デバイスを4個作ったわけです。

Word/Excelなどのドキュメント類、デジカメで撮影した画像データ、
その他、音楽データなどの各種のデータをきちんと整理・整頓し、
同じドキュメント類を「同じ論理デバイス」に保管・保存しておけば
データの「在処(ありか)」がとても分り易くなり、PCの利用効率は
大幅に向上します。

4つのパーテイション(論理デバイス)の内、1つに「Music」という
ボリュームネームを付けました。そこを「音楽CDの録音」専門の
ボリューム(論理デバイス)としています。

20GBもありますので、おそらく1000〜2000曲程度の録音が出来るもの
と思われます。(現在、約150曲程度) 
今のところ「動画像」や「高精細の画像データ」などを扱う予定も
なく、Word/Excel、HTMLファイル(ホームページ用ファイル)などが
中心であり、今度の外付けHD増設でデータの保存に関しては、ほぼ
「無尽蔵」になったと思っています。

最後に、「外字」の件(備考欄参照)
小生は「外字」を1つも利用していませんが、利用している方には
参考になる情報だと思います。情報、有難う御座いました。

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(備考)「外字」:
コンピュータのもつ標準的な文字セットは、JIS第一水準漢字
(約3500字)とJIS第二水準漢字(約3400字)に分けられています。
「新聞」「雑誌」「ビジネス文書」などは、通常、JIS第一水準漢字
が使われています。
JIS第一水準漢字の中に「常用漢字(1945字)」が包含されていて、
われわれが日常触れる漢字はこの「常用漢字」となります。
30年ほど前までは、これは「当用漢字」と呼ばれていました。

さて、本題の「外字」ですが、これは、上記に記述した
「標準的文字セット」(JIS第1〜2水準)のほかに、ユーザー/
システムメーカー/ソフトメーカーなどが「独自に」作成し、
登録して利用する文字セットのことです。
この「外字」の利用がどうしても必要なケースとして特殊な
漢字(例:人名)の処理や特殊な記号(例:学術用特殊記号)など
があります。

一般の方がPCをごく普通に利用する場合、「外字」は、全く関係
無しと考えて差し支えありません。

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