ノーマンカズンズさんについて

(Galileeさんの)太平洋戦争での、広島原爆投下で、傷ついた20名の少女の一人である笹森さんのお話し、とても感動的でした。

ノーマン・カズンズ氏が戦後、笹森さん達20名の少女を自宅に招き世話をしたのは、単に米国人の一人として原爆投下の「贖罪」だけではなく、敵国人であれ、誰であれ不幸に見舞われた人々を何としても救いたいとの「強い信仰心」だったと思います。

ノーマン・カズンズ氏は、人種・宗教等の違いを超えた素晴らしい博愛精神の持ち主なのでしょう。

ユダヤ教徒ということで、おそらくユダヤ人だと思います。
以前、TV番組でユダヤ人(イスラエル人)が、幼少のころより、ユダヤ教の宗教教育を受けてる場面を見たことがあります。
ユダヤ人の団結力の強さは同じ宗教教育(ユダヤ教)を幼少より受けて信仰していることが根底にあるような気がします。

キリスト以前の紀元前に、ローマ人に征服され、世界中に散り散りになってしまったユダヤ人。

約2000年という気の遠くなるような時間の経過を経て、やっとユダヤ人だけで築き上げた国家「イスラエル」。
改めて、「宗教」の力強さを感ぜざるを得ません。

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