ISPの大競争時代
  
  
Windows用OSとして、ビジネス用途は勿論のこと、一般家庭向け
  パソコンでもWindows 2000を利用している方も多いいと思います。
  (本サイト管理者もWindows 2000ユーザー)

  昨年(2001)の後半より、インターネットの通信環境として「ADSL」が
  急速に普及した関係でしょうか、従来、様々なフリーソフトを記録した
  「CD-ROM」のついている雑誌がめっきり少なくなりました。

  ADSL化(ブロードバンド化)で、常時接続/高速化が実現されたので、
  必要なサイト(HP)からDL(ダウンロード)して利用することが当然の
  ことのようになってきました。

  Windowsユーザーの方は、週に一度は、次のサイトにアクセスして、
  Windows/office/IE etc等の「修正プログラム」(アップデートプロ
  グラム)があるかを調べ、もし、あれば必要なソフトウエアをDLして
  「アップグレード」して、最新の状態で利用するようにしたいものです。

  特に、「セキュリテイ関連」のアップデートは必ず実施しましょう。
  これはとても重要な作業です。
  (注)OS関連は、IEの「Windows update」でも可能

  ---マイクロソフト セキュリテイ対策---
     早わかりガイド
  http://www.microsoft.com/japan/enable/products/security/

  ところで、本日(2002.8.10)の日経新聞11面記事によると、
  本年7月末でADSL加入者が361万回線になったようです。
  CATV/FTTH等を含めると現在時点の「ブロードバンド」利用者
  は優に500万人を突破しました。
  なお、しばらくは毎月30万人のペースで増加していくようです。
  あっという間に、ISDNからADSLへ移行してしまったように、
  来年は、ADSLから光ケーブルを使ったFTTHが本格的に立ち上
  がっていくと思われます。

  来年(2003)は、東京電力を筆頭とする電力系企業と日本のプロバ
  イダの先駆けであり、かつ老舗とも言うべき「IIJ」を中心とする
  新キャリアがNTTグループに「真に対抗できる巨大なキャリア」に
  育って欲しいと思っています。そしてFTTHを出来れば\3,000円台で
  提供して欲しいと願っています。多くのネットワーカーもそれを
  願っていると思います。

  また、来年は、ISP(プロバイダ)の大規模な「合従連衡」が有るの
  ではないでしょうか?
  そんな気がします。たとえば、次のような「グループ」になるような
  気がします。
  (あくまで、憶測です。全くの的はずれの可能性大)

   ■ @nifty(富士通)を中心とするniftyグループ
   ■ Biglobe(NEC)を中心とするNECグループ
   ■ OCN/ぷらら等のNTTグループ
   ■ TTnet(東電)など電力系/IIJのグループ
   ■ Yahoo!BBを中心とするソフトバンクグループ

  その他、SONYの「SO-NET」/松下の「HI-HO」等
  有力プロバイダの「行方」が注目されます。

  最後に、来年は「無線LAN」(所謂Hot Spot利用の無線LAN)
  が本格的に立ち上がるような気がします。
  現在の無線LANは、対応プロバイダの少なさ及び「Hot Spot」
  が少なく利便性に欠けているような気がします。


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