Com Japan '97見聞録('97.11)

<Com Japan 1997 見聞録>
11/4〜11/7迄、東京ビッグサイトにて「com Japan 1997」が開催され、小生も最新の情報を得る為、行ってきました。開催のキャッチフレーズは、「Touch The Future 〜21世紀のドアを開く〜」と銘打ったコンピュータのビックイベントでした。

新橋駅から「新交通 ゆりかもめ」に揺られて約20分、国際展示場正門駅で下車すれば、すぐ目の前は「東京ビッグサイト」(有明:東京国際展示場)何度か来てはいるが、かなり大きい建物。
会場入り口で入場の手続きを済ませ、おもむろに会場へ出向く。
(入場無料)平日にもかかわらず、かなりの人出で、会場は熱気に包まれていました。

NEC/IBM/富士通/日立/NTTなど大手メーカーを中心に各ブースを足早に回る。どのブースも「インターネットの活用」、「PHS/パソコンの新製品」、「イントラネットの紹介」、「コンテンツの紹介」などの最新のシステム製品が展示されていました。

興味を引いたのは、「電子マネーシステム」で「日立」がかなりの力を注いでいることでした。 近い将来、インターネットの「ショッピング モール」を利用して、買い物をした際に、インターネット上で決済が出来るようになるで しょう。
ただし最大の問題は「セキュリテイの確保」。

インターネットのデモも各ブースで行っていたが、いづれも使用ブラウザは IE4.0(インターネット エクスプローラ 4.0)でNetscapeは、ほとんど無し。ここでもマイクロソフトの勢いが感じられる。「無償ソフト」の強みで近い将来、Netscapeとのシェアーが逆転するかもしれません。(小生は、Netscape 4.01ja を使用中)

NECがつい先日「PC98−NX」を発売開始し、興味があったので会場で短時間さわってみたが、誤解を恐れずに一言でいえば、まさに「DOS−V機」でした。キーボード/各デバイスの論理ユニット等DOS−V機と同等。ただし、この言い方はNECが最も嫌がるでしょう。

「一太郎」のジャストシステムもかなり大きなブースを確保し、頑張って、「一太郎Office8」を宣伝していました。 個人的には、「巨人マイクロソフト」に対抗できるソフト会社に育ってもらいたいと願っています。
   
まだ、いろいろありますがこのくらいにしておきます。 


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