「老人ホーム」でのパソコン・セミナー('99.9)           

先日(’99.8月)、神奈川県内の某老人ホームにて「熟年とパソコン」のテーマで講師として、2時間ほどのセミナーを行いました。

老人ホームの会議室は、60歳代〜80歳代の「熟年」で満員でした。
簡単な自己紹介の後、まず、イントロとして最近のパソコン・インターネットが一般の人にも爆発的に広まっている状況を説明し、「熟年層」にとっても、「生きがい作り」のツールとして無関係ではないことを強調しました。

次に、熟年層にとってのパソコンの利用例、活用例として「デジタル自分史作り」や「俳句集作り」、「写経(般若心経等)」、「ペイントソフトでの絵画」「デジカメでアルバム作り」など数多くの具体例を挙げて説明しましたが、全員、目を輝かせて聞いてくれていたのがとても印象的でした。
 
インターネットについても現在、多くの人にとって、重要なメデイアになっていること、電子メールでのメッセージ交換、自分の趣味に合う様々なサイト(ホームページ)があること、「掲示板」などの利用により、見知らぬ人との「井戸端会議」が出来ること、等々、最近の話題も豊富に取り上げて説明しましたが、受講の皆さんもインターネットには、かなり興味をもたれた様子でした。

約2時間程のセミナーでしたが、出席された熟年の皆さんのパソコン・インターネットに対する認識は確実に高まった様子でした。質問もかなり活発に出て、関心の高さを伺わせました。

最後に、パソコン・インターネットは若い人達よりも、むしろ「熟年層」こそ、身近な道具として、使いこなし「生き生きとした人生」を過ごすべきことを強調しました。

終了間際に、アンケートをとりましたが、その一部を紹介します。

  *****************(アンケートの一部)********************

  ■ パソコンの基本的、概念的なことは理解できて有意義だった。
  ■ 友人、グループに今回のセミナーを紹介したい。
  ■ 専門用語、概念がよくわからなくてとっつきにくかった。
  ■ 有意義でした。有難う御座いました。
  ■ 「ボケ防止」に頭と指を使うパソコンは最適。
  ■ 半月前に、デイスクトップパソコンを購入し、毎日1〜2時間
    使っている。マンツーマンでの受講が最適と考えている。
  ■ ホームページを出すとき、プライバシーの問題を十分に考慮
    すべきと思う。
                などなど


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  (今後の「熟年とパソコン」セミナー開催について:大河内より)

★各地区の老人クラブ/サークル/老人福祉関連等上記、内容のセミナー実施をご希望される方がございましたなら、E−Mailして下さい。出来る限り、対応させていただきます。(神奈川県内)



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